こんにちはドライ男(@dry_otoko)です。人となりがわかる自己紹介はこちらご覧ください。
日興証券を使ったクロス取引のやり方を紹介していきたいと思います。日興証券は一般信用で優待クロスできる銘柄が多いのが特徴です。
日興証券でクロス取引をするメリット
- 信用取引の手数料が無料
- 貸株料が安い
- 一般信用の銘柄が多い
- 一般信用の期間が長い

わたしもクロス取引は日興証券をメインに使っています。
あなたが行う手順をザッと紹介します。詳細は後述します。
- 信用売りを行う
- 信用買いを行う
- 信用買いを現引きする
- 権利付き最終日を待つ
- 信用売りを現渡しする
5つの手順でクロス取引完了です。

手順通り行えば吉野家5,000円分の優待券が397円でいただけるようになります!

お得に株主優待が貰えるのは嬉しいよね♪
日興証券のクロス取引を実践

では、スマホのアプリを使って「9861 吉野家」を200株優待クロスしたいと思います。

吉野家は権利付き最終日に200株保有で5,000円分の優待券が貰えます!
パソコンでも同様の項目をクリックしていけばクロス取引できますので安心してください。では順番にやっていきましょう!
信用売りを行う
まずは在庫の確保をしなければいけませんので、信用売りを行います。
1.ホーム画面下の取引をタップ
2.信用取引欄の「新規売り付け」をタップ
3.銘柄コードを入力。今回は「9861」でもいいですし、「吉野家」を入力でも大丈夫です。入力したら検索をタップ
4.最初は返済期限が6ヶ月になっているので「3年(一般信用)」にタップして変える。そうすると「一般信用売建可能数量」が出ます

在庫は31,000株あるということです。クロス取引できそうですね。
ここが「0」だったら在庫が0ということです。また「ーーーー」となっている場合は一般信用はできない銘柄ということです。
6.注文数量に買いたい株数を入力。
- 注文単価は成行
- 執行条件はなし
- 有効期間は当日中
- 口座区分は特定口座を選択
下の画面通りになっているか確認してください。
なっていれば注文内容を確認をタップ

これで吉野家200株の信用売りができました!
信用買いをする
日興証券ではクロス取引を行う際に現物買いではなく、信用買いを行います。これは現物買いをするよりも、信用買いをして現引きした方が手数料が安いからです。どれくらい違うかはページの最後で計算しますね。

一緒にやればできるので順番に見きましょう。
1.「取引」から「信用買付」を選択
2.銘柄コードを入力
3・信用買いの場合は返済期限は6ヵ月(制度信用)のままで大丈夫です。
下の画面と同じように選択してください
- 数量200
- 注文単価は成行
- 執行条件はなし
- 有効期間は当日中
- 口座区分は特定口座を選択
同じなら注文内容を確認をタップ

これで信用買いと信用売りの注文は完了しました!
信用取引の注文一覧で上のピクチャのように「買」と「売」が同数注文できていれば大丈夫です!

注文ができたら執行されるまで待ちます。夜に注文したなら次の日の朝9時10分までには注文が執行されているはずです。

約定した日に信用買いの現引きをするよ。
現引きをする
現引きとは今あなたが持っている信用買いの注文を現物に変えることをいいます。現引きの手数料は無料です。
1・ トップページ→取引→建玉一覧をタップ

まずは「買い」と「売り」が同じ値段で同じ数約定していることが確認できたね!クロス取引は成功してるよ!!
2・ 「買い」の下の赤枠の箇所をタップ
3・ 下のような画面になるので「現引注文」をタップ
4・ 現引したい数量を入力。今回は200株
これで注文すれば現引注文は終了です。

建玉一覧を確認して下のピクチャのように売りだけが残っていればOKです。
ここまでで今の状態は
- 現物株200株保有
- 信用売り200株保有
という状態になっています。

ここまでできたら後は権利付き最終日まで待ちます!
現渡しをする
権利付き最終日を無事に迎え、17:00頃になったら現渡しを実行してクロス取引は完了になります。
1・ 現引きと同じ要領で「取引」→「建玉一覧」から「売り」の下をタップ
2・ 「現渡注文」をタップ
3・ 数量を入れる。今回は「200」を入力
これで取引を進めていって最後に建玉一覧を確認して「建玉はありません」となれば現渡しはできています。

お疲れ様でした。これで日興証券を使ったクロス取引は終了になります!
現物買いと信用買いの手数料の違い
日興証券は現物買いではなく「信用買い」をしてから「現引」を行いました。では、どれくらいの差があるのか今回の吉野家を例に見ていきたいと思います。
今回は吉野家の株価2,571円✖️200株ですので「51万4,200円」の現物買いが必要です。
現物買いの手数料
日興証券は現物買い50万〜100万円は880円の手数料が掛かりますので、普通に現物買いをすると880円の手数料です。
※参照https://www.smbcnikko.co.jp/service/fee/stock/index.html
信用買いの貸株料
一方、信用買いの貸株料は1日3%となっています。今回の吉野家を例に計算すると
51万4,200円✖️0.03(手数料)÷365✖️1(日数)=42.26・・・・
信用買いが約定した日に現引すれば信用買いの貸株料は1日分でOKです。ですので42円の貸株料で吉野家200株が購入できることになるんです!

880円−42円で普通に現物買いをするよりも838円も安く吉野家株を購入できますね!
クロス取引に限らず日興証券さんをメインに利用している方はこの買い方がお得です♪
信用売りの貸株料
日興証券の信用売りの貸株料は1日1.4%となっています。今回8月12日にクロス取引をしたので権利付き最終日までは18日あります。吉野家を例に18日間クロス取引をしたと計算すると
51万4,200円✖️0.014(貸株料)÷365✖️18(日数)=355円
信用売りと信用買いの貸株料を足すと

355円+42円で397円で吉野家の優待券5,000円がいただけることになります!

やっぱりクロス取引ってかなりお得だよね!!
冒頭でも書きましたが日興証券は一般信用できる銘柄も多いのでクロス取引を行う際には登録しておきたい証券会社さんです!
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