こんにちはドライ男(@dry_otoko)です。人となりがわかる自己紹介はこちらご覧ください。
SBIホールディングスの利回りが6%超えとなり話題になっています。ネオモバやライン証券で1株ずつ買っている方も多いのではないでしょうか?

私も購入しようか検討しています!
SBIホールディングスは高配当株として投資しても大丈夫なのか?を一緒に確認していきましょう。
記事にしようとした本日株価跳ねましたね…
8473 SBIホールディングス
株価跳ねました!三井住友ファイナルシャルグループとの業務提携が材料ですかね。
ホルダーの方、おめでとうございます㊗️🎉
今からでも高配当株として条件合うか?精査して記事にしてみます🫡
— ドライ男🍻@人生を少し豊かにする投資を実践 (@dry_otoko) June 22, 2022
「三井住友ファイナンシャルグループとの資本提携を検討」というのが材料となったみたいですね。まだ確定されてはいないようですが株価反応しています。しかし、現在株価2,588円で配当150円ですから5.79%とまだまだ高配当です!
では調べていきましょう。
SBIホールディングスの高配当チェック
売上高 (営業収益)
チェックポイント (右肩上がりか?増減が激しすぎないか?)
出典 IRバンク
綺麗な右肩上がりといってもいいのではないでしょうか?
EPS(一株当たりの純利益)
チェックポイント(右肩上がりか?)
出典 IRバンク
多少凸凹はありますが合格ラインといってもいいのではないでしょうか?
営業利益率
チェックポイント (10%以上が望ましい)
出典 IRバンク
直近10年は安定して10%超えています。

直近5年は営業利益率が平均約40%ありますね!すごっ!!
自己資本比率
チェックポイント (40%以上が〇 60%以上で◎)
出典 IRバンク
自己資本比率は40%を超えたことは1度もありませんでした。

金融関係の自己資本比率はちょっと特殊です。以下で考察します。
営業活動によるキャッシュフロー
チェックポイント (毎年黒字!増加傾向であること)
出典 IRバンク
ここも同じく以下で考察します。
現金等
チェックポイント (キャッシュが増えているかどうか?)
出典 IRバンク
キャッシュはかなりありますね。
1株当たりの配当金
チェックポイント (配当金の安定性と成長性)
出典 IRバンク
成長性・安定性共に申し分ないと思います。
配当性向
チェックポイント (30~50%であるか?)
出典 IRバンク
結構バラツキがありますね。50%を超えている年もありますが、10%に届いていない年もあります。一株配当は安定しているので、利益の増減が激しいということですね。
SBI証券の自己資本比率が低いのはなぜ?
自己資本比率が低くて気になったので他の証券会社も調べてみました。
- 「野村証券 6.7%」
- 「松井証券 8.9%」
- 「楽天グループ 6.5%」
- 「UFJ FG 4.6%」
金融関係の会社のバランスシートはお客さんの信用売買の保証金などが乗ってしまうので、どこの会社も自己資本比率が低くなってしまうようです。お金が無くて借り入れしているということでないようです。営業キャッシュフローも証券会社全般同じような感じでした。
それ以外の項目はすべて条件満たしているので、自己資本比率、営業キャッシュフローが気にならないならば今の所は合格点かなと思います。

決算短信に営業キャッシュフローの詳細がありましたので下に貼っておきますね。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、314,046百万円の支出(前期は178,403百万円の支出)となりました。これは主に、「税引前利益」が412,724百万円及び「顧客預金の増減」が184,308百万円の収入となった一方で、「営業債権及びその他の債権の増減」が373,371百万円の支出、「負ののれん発生益」が263,847百万円、「債券貸借取引受入担保金の増減」が165,985百万円の支出及び「営業投資有価証券の増減」が164,644百万円の支出となったこと等の要因によるものであります。
出典 SBIホールディングス 決算短信
決算資料確認
決算資料はどこの会社も綺麗に作ってあるので利益爆増してくれそうに感じてしまいます。
出典 SBIホールディングスプレゼンテーション資料
上の資料を見ると2022年3月期の決算は売上・利益共に過去最高を出しています。が、2023年度の業績予想は出していません…

業績予想は出して欲しいところかな。
競合他社が純利益を落としている中でSBI証券は当期純利益・ROE(自己資本利益率)伸ばしています。時代は店舗型証券会社からネット証券会社に移り変わっていると言えます。
出典 SBIホールディングスプレゼンテーション資料
新生銀行の子会社化に伴い、消費者金融、信託銀行事業も手に入れ痒いところにも手が届くようになった経営ができると感じます。
暗号資産業者・FX業者などを積極的にM&Aし、地方銀行との業務提携も進めていくとの記載もありましたので私個人的には買ってもいいのかな?と感じていますね。
SBIホールディングスの株価・チャート
日本株はリアルタイムチャートが載せられません…見にくいですがキャプチャでお願いします。
出典 Kabutan
過去1年のチャートです。去年6月から上昇トレンドを形成し3/29に3,375円を付けた後、下落開始6/20に2,392円まで下がり、今は下落トレンドの途中です。そしてこの記事を書いている6/22に三井住友FGから出資報道が材料となり2,588円で引け乙となっています。
ここから上昇トレンドになるか?は微妙だと思っています。上で買った人は少しでも上がったところで売りたい人もいるでしょうし、たまたま底で拾った人の利益確定売りもあると思います。素人予想ですが上値が重い展開になるのかな?と感じています。
結論

で?結局、買うの?買わないの?

ポートフォリオに景気敏感株の枠が空いているなら買ってもいいかなと思います。
- 業績が期待できる
- 高利回り
- 近年の業績拡大は2020年からの株価絶好調が追い風だったがそれも終わりつつある
5.79%とまだまだかなりの高配当ですし、業績もかなり良いのでポートフォリオに加えてもいいかな?と思います。高校生に投資の授業が始まったことや、岸田さんの投資に関する発信を受けて投資に関して興味を持つ人が増えればSBIホールディングスにも追い風になると思います。
しかし近年の業績好調の理由は金融緩和で株価が絶好調であったということもあると思います。2022~2023年の相場は期待できそうにないとの見方もありますので、そこは懸念点。
買ってもいいといってもSBIホールディングスだけを全力買いするわけではありません。
高配当ポートフォリオを作りその中の1つとしてSBIホールディングスを加えてもいい。ということです。
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