こんにちはドライ男(@dry_otoko)です。人となりがわかる自己紹介はこちらご覧ください。
SBI証券を利用したクロス取引のやり方を紹介していきます。クロス取引(つなぎ売り)って何?という方は下の記事参考にして下さい。


クロス取引であなたが行う流れを簡単に紹介しますね。
- クロス取引(つなぎ売り)スタートのカレンダーを確認する
- 信用売りをする
- 現物買いをする
- 権利付き最終日を待つ
- 現渡しする
これが大まかな流れです。

最初は難しく感じるけど絶対できるので大丈夫ですよ♪
この記事を書いているのは2022年7月2日ですので7月が権利最終日の(3458)シーアールイーを例にクロス取引をしていきましょう。
SBI証券を使ったクロス取引のやり方
日程を確認する
まずはカレンダーを確認してクロス取引が始められる日にちを確認します。パソコンでもスマホでも「SBI証券 クロス取引 カレンダー」で見ることができます。
上は2022年7月のクロス取引のカレンダーです。7月7日のからクロス取引ができますので7月6日の19:00からクロス取引の注文ができます。

人気の株主優待は19:00の注文開始と同時に在庫の争奪戦が繰り広げられます。

クロス取引は在庫が無いと注文できないんだよね。
そこは後で詳しく説明しますね。今はつなぎ売り期間スタート前日の19時に注文スタートということを理解して下さい。
値段が動いていると「売り」と「買い」の値段が揃わないので、注文は相場が開いていない時に行ってください。
信用売りをする
在庫を確認して信用売りの注文をします。SBI証券のアプリでやっていきましょう。PCの場合も同じ項目をクリックしていけばできますので安心してください。
1・アプリを立ち上げ1番下のメニューの「銘柄検索」をタップする
2・画面上部の左側「株主優待」をタップ
3・画面上部の「7月」を選択し、次に、つなぎ売りの→をタップ
「一般売り」「制度売り」が出てくるので「一般売り」をタップ。7月に一般売りができるのは13件だと確認できますね。最後にこの条件で検索するをタップ。
4・目当ての企業を選択します。今回はシーアールイーを選択します
5・画面上部「取引」をタップ
6・「信用新規売り」をタップ
7・ここが1番のポイントです。よく画面を見て同じ条件にしてください。
一般(15日)→通常→100株→成行→寄成→当日中
全部OKか確認してパスワード入れて確認をタップ。まだ注文はされていないので大丈夫です。
8・確認をタップ
9・発注をタップ
10・未約定注文を確認する
確認事項は「信売(15日)」「寄成」になっていれば大丈夫です。これで信用売りの注文ができました。

約定するのは翌営業日の9時(寄付)です。それまでは注文の取り消しもできるので不安なら練習しても大丈夫です。

ここまで出来れば、あとは普通の現物買いの流れです。
現物買いをする
1・シーアールイーの画面「取引」から「現物買い」をタップ
2・ここも信用売りと同じように入力していきます。
特定→通常→100株→成行→寄成→当日中
確認してOKならパスワード入れて確認をタップ
3・注文一覧から未約定一覧を確認する
シーアールイーの2つの注文が
- 「信売(15日)」と「現買」
- 「寄成」と「寄成」
- 「100株」と「100株」
- 「1,635円」と「1,635円」
こうなっていればクロス取引の注文は成功しています。翌営業日の寄付き(9時)に約定します。

この時点でうまく注文が出来ていなければ注文をキャンセルして1からやり直しましょう。朝9時までは約定しないので安心してください。
権利付き最終日まで待つ
権利付き最終日は上のカレンダーに書いてありますね。7月27日の15:00に現物株を持っていれば株主優待をもらえる権利が得られます。

「現物買いをする」ができていれば大丈夫です。
現渡しをする
現渡しとは今あなたが持っている現物株100株で信用売りの100株を返済するということです。これであなたのポジションは現物も信用売りも無くなって0になります。
口座管理から信用建玉をタップ
シーアールイーの現渡しをタップ
数量100をタップ
パスワードを入れれば現渡し完了です。
口座管理から信用建玉を確認してシーアールイーが無くなっていればOKです。
SBI証券のクロス取引の手数料
SBI証券にはアクティブプランとスタンダードプランの2つのプランがあります。アクティブプランでは現物取引、信用取引共に約定代金が100万円までは無料ですのでアクティブプランを選択しましょう。
普段スタンダードプランで利用している場合は他の証券会社でクロス取引をした方が手数料が安くなります。
今回購入したシーアールイーは1,635円ですのでアクティブプランであれば現物買いと信用売りには手数料が掛かりません。

必要な手数料は貸株料だけということになります。
SBI証券の信用貸株料は1日3.9%と決まっていますので、15日間クロスを継続していた想定で計算してみましょう。
163500(株価)✖️0.039(貸株料)✖️15(日数)÷365(1年分)=262円
262円の手数料で1000円のクオカードが頂けるということになります。10日間のクロスであれば15(日数)のところを10に変えてください。日数が少なくなればなるほど貸株料は節約できます。

あまり引っ張りすぎると在庫が無くなってしまう場合もあるから注意だよ。
SBI証券のクロス取引に必要な手数料は以上です。
SBI証券でのクロス取引での注意点
在庫が少ないことが多い
クロス取引は在庫が無いと行うことができません。
上の写真は取引画面で信用売りを選択した場面です。赤枠の中が「×(受付負荷)」となっているのは在庫が無い状態です。
人気があるクロス取引の銘柄は皆が狙っているので在庫がすぐに無くなってしまいます。SBI証券は利用者さんが多いのでクロス取引に関していえばデメリットですね><
一般信用と制度信用
信用取引には一般信用と制度信用の2種類があります。どちらでもクロス取引はできますが制度信用には貸株料のほかに逆日歩という手数料が別途必要になります。
逆日歩は思わぬ高値になることもありますので、慣れるまでは必ず一般信用でクロス取引を行うようにして下さい。

私も制度信用でクロス取引したことはありません。
クロス取引は手数料だけで株主優待がいただけるありがたい投資法です。ぜひこの機会に挑戦してみてくださいね♪
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